りんご園(私たちのこだわり)
私たち家族で美味しい《りんご》づくりにがんばっています
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●りんご園の作業を撮影しました(2019年9月)
まだ青いりんご
竹を切り出して支柱にします
支柱を古長靴も支えています
ネズミを捕ってくれるニャンコ親子たち、日中はまだ暑くてお昼寝
鳥よけカイト鷹、急降下にびっくり、寄せつけません
猿や猪からりんごを守るための電流が流れるフェンス
●「サンふじ」と蜜入りりんごについて
![]() 「サンふじ」は太陽の光を十分あびて育った美味しいりんごです。 私たちのりんご農園では、ふじの蜜入りりんごを作るため、すべて果実に袋をかけない、 「サンふじ」の栽培をしています。 蜜は完熟した果実で、しかも葉が健全な樹に結実したものが蜜入りとなりますので、 葉をできるだけ最後まで多く残し葉摘み作業をしませんので、 葉のあとが残る見た目の劣る果実に見えますが味は良いと思いますのでご賞味ください。 また「サンふじ」は貯蔵性にも優れ翌年の3月頃まで貯蔵できます。 蜜入りは十分に熟して初めてりんごの果肉に蜜が入ります。 蜜は甘み成分と水分からなり、完熟りんごの証しとされます。 この蜜は自然に入ったもので1月下旬を過ぎると消えてしまいますが蜜の入ったりんごほど味は良いので 私たちも蜜の入るりんごを一生懸命に栽培しています。 完熟=蜜入り=旨い 蜜入りも1月下旬を過ぎると蜜状態が減少し、場合によっては消えてしまうことがあります。 蜜とは何かですが、りんごが光合成によりまず分子量が大きいデンプンをつくり蓄えます。 秋が深まり赤く色づき、熟すと貯蔵したデンプンが分子量の小さい果糖(フルクトース)に変わります。 さらに熟すと分子構造が変化しソルビトールという分子に変わります。 水溶性はソルビトール>フルクトース>デンプンですから、ソルビトールの状態になると光を通し、見た目が「蜜」が入っているように見えるのです。 繰り返しますが、りんごの果肉の「蜜」の部分は光を良く通す状態になっているのです。 青み果実(未熟成)⇒蜜入りしていないところフルクトース⇒蜜入りしているところソルビトールなのです。 ソルビトールが他の糖に変化すれば蜜入りがなくなるのです。おそらくソルビトールがフルクトースに変化するのではないでしょうか。 蜜が消えてもおいしさには変わりありません。 ![]() ◎キトサンにより荒れた土壌をクリーニングして良い土壌を作り、健全母樹を作る。 ◎キトサンにより病原菌を予防し、菌に負けない母樹を作り、農薬による防除を少なくする。 ◎キトサン+モリブデンにより果実に含まれる有害な硝酸を減少させ、甘味とうま味を高くする。 ◎キトサン+カルシウムにより、りんごから健康に必要なカルシウムを摂っていただく。 ◎皮をむかずにまるごとかじれるりんごを作る。 ※モリデブンは作物の葉中に含まれる硝酸還元酵素の成分です。 ※キトサンは免疫性・抗菌抗カビに優れた成分です。 |
枝の誘引や支柱をしています。 「葉摘み」は一切しません。 その代わり枝の誘引や支柱をすることで、果実に太陽の光が当たるように工夫しています。 味(コク)は、葉が作るのです。 当園の「ふじ」は、葉の影がりんごの表面に着いている場合があります。 「葉とらずふじ」の証拠です。 |
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伊那谷は標高が高く、当園は750メートルの場所にあります。秋の深まりとともに気温が急激に下がります。 一日の最高気温と最低気温の差を「日較差」といいますが、秋になってから10度以上、時には15度を超えています。 この温度差が糖度を増し、味をつくります。 |
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外敵サルを捕獲するゲージ。 りんご園を荒らすサル捕獲は、県をあげての命題です。 その他クマやイノシシも美味しいりんごを食べに来るんですよ。 |
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りんご園に住みついたニャンコもりんごを守ってます。 |
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東京の地域バザールでも大評判。 |
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